【批評】物語が情欲を自然にする ― 夢乃あいか「エロ整体師」

押しに弱くてイヤだと言えない制服少女とエロ整体師 夢乃あいか ssni00208

挿入だけがメインの作品が増えるなか、本作はあえて「物語」で濡らす。整体という日常から、自然に情欲へ滑り込む構成の妙を読む。

ドラマ仕立てという、遠回りの誘惑

整体の施術がいつしか胸や尻へと滑り、おとなしい性格の被写体が抵抗できないまま受け入れていく——本作の美点は、この「自然な流れ」にある。最近のAVに多い、挿入だけを連ねた直接的な構成とは一線を画し、昔ながらのドラマ仕立てで、情欲が日常から立ち上がる過程を描く。夢乃あいかの色白で艶のある肌が、その物語に説得力を与えている。

「着せる」という細部

印象的なのは、行為のあとに被写体へ服を着せる描写だ。脱がせることばかりに急ぐ作品の中で、この一手は新鮮な余韻を生む。細部の演出が、作品全体の品と没入を底上げしている。被写体のあどけない佇まいと、エロ整体という設定のギャップも効いている。

惜しい点 ― 前半の「焦らし」が長い

批評として一点。前半の絡みがブラ付き・着衣のまま進む時間が長く、被写体の魅力が出し惜しみされる。さらに顔射は最後の一度きりで、勢い余って肝心の顔には少量、という締まりの弱さもある。物語を重んじる作りゆえの遅さが、人によっては冗長に映るだろう。没入と直接性のバランスが、もう一歩。

総評

「物語で濡らす」という、丁寧なシチュエーションAVの好例。挿入一辺倒の作品に食傷した向きには、むしろ新鮮に映るはずだ。夢乃あいかの清楚さと、自然な流れの演出を味わう一本として薦められる。

女優
夢乃あいか
メーカー
エスワン ナンバーワンスタイル
レーベル
S1 NO.1 STYLE
シリーズ
押しに弱くてイヤだと言えない○○とエロ整体師
監督
三島六三郎
品番
SSNI-208
発売日
2018-05-17
収録
151分
評価
★★★★☆ (平均4.18 / レビュー447件)
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