【批評】AVを「再現度」で測る ― 「1000円カットのおネエさん」実写版2

1000円カットのおネエさんにスいてもらう本。2 実写版 原作 越山弱衰 シリーズ累計11万部売上肉感200%コミック待望の実写化第2弾! mimk00089

人気コミックの実写化、その第2弾。原作モノのAVは、通常とは違う物差し――「再現度」で評価される。続編が背負う宿命とともに読む。

「再現」という、特殊な評価軸

累計11万部の人気コミックを実写化した本シリーズの第2弾。原作付きAVが面白いのは、通常の「エロさ」とは別の評価軸——どれだけ原作を再現できているか——が前面に出る点だ。本作では、キャラクターの仕草や台詞回しの再現度の高さが、観客から繰り返し称賛されている。爆乳の理容師という設定を、細部までこだわって立ち上げる女優の熱意が、原作ファンの満足を支えている。中出し中心のプレイも、原作の温度感に寄せて撮られている。

続編という前提

第1弾でこのシリーズにハマった観客が、その続きを求めて手に取る——本作はそういう「前提の上に立つ」作品だ。前作を超える競演が見られるという声がある一方、続編ゆえに新鮮味の維持という難題も背負う。原作モノの宿命が、ここに表れている。

惜しい点 ― 「再現」が招く、いくつかの違和

批評として一点。原作再現を優先した結果、いくつかの違和も生じている。男優の声が大きく没入を削ぐという指摘、原作にある高齢者との場面が「キモいだけ」と切り捨てられる声、女優が終始マスクを外さず「誰だか分からない」という没入の壁。再現への忠実さが、AV単体としての見やすさと時にぶつかる。原作モノの難しさが、そのまま弱点になっている。

総評

原作再現という特殊な評価軸で見れば、熱意の伝わる出来栄えの第2弾。原作ファンには満足度が高く、未読の観客には文脈の壁がある。「再現を楽しむ」という観方ができるかどうかで、評価が分かれる一本だ。

メーカー
ムーディーズ
レーベル
まんきつ
シリーズ
1000円カットのおネエさんにスいてもらう本。
監督
ドラゴン西川
品番
MIMK-089
発売日
2021-05-28
収録
120分
評価
★★★★☆ (平均4.02 / レビュー395件)
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