【批評】”普通”の中の原石 ― 石川澪・専属デビュー

新人 専属19歳AVデビュー ‘普通’の中で見つけたスターの原石 石川澪

“普通の中で見つけたスターの原石”――本作のコピーは、石川澪という女優の本質をよく言い当てている。作り込まれた華やかさではなく、どこにでもいそうな清潔感。その”普通”を原石たらしめているものは何か。デビュー作を映像と演出の観点から読む。

清潔感という素材

MOODYZ DIVAの本作は、彼女の清潔な佇まいを軸に据える。女子大生という等身大の設定、明るい画作り。過剰な演出を排し、素材の素直さで見せようとする方針は、コピーの”普通”と矛盾しない。207分という長尺は、その素材をじっくり観察するための時間配分だ。

美少女であることの確かさ

誰もが認めるのは、ルックスの確かさである。原石という言葉に偽りはない。問題は、その原石をどこまで磨いたか――そこに本作の評価は割れる。

惜しまれる一点

惜しまれるのは、ルックスの強さに対して行為の密度が淡白だという声が一定数あることだ。清潔感を売りにするあまり、踏み込みが浅く感じられる場面がある。男優側への不満も定番どおり挙がる。原石の輝きを引き出すには、もう一段の演出が欲しかった。

総評

原石は確かにそこにある。あとは磨き方次第――そう思わせる、可能性の記録としてのデビュー作だ。

女優
石川澪
メーカー
ムーディーズ
レーベル
MOODYZ DIVA
監督
うさぴょん。
品番
MIDE-974
発売日
2021-10-01
収録
207分
評価
★★★★★ (平均4.29 / レビュー681件)
レビューを見る

ジャンル別ランキング

人気作品

読み込み中…

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール