【批評】設定が女優を活かすとき ― 篠田ゆう×蓮実クレア「W女上司」

出張先のビジネスホテルで女上司2人とまさかの相部屋W杭打ち騎乗位で朝まで中出しされるボク…。

シチュエーション物の良し悪しは、設定の奇抜さでは決まらない。設定が女優の魅力を引き出すか、それとも設定だけが上滑りするか――その一点だ。一流女優二人を”W女上司”に配した本作は、シチュ物の理想形に近い。

相部屋という装置

出張先で女上司二人と相部屋、という設定は使い古された枠だ。だが痴女ヘブンの本作が凡庸でないのは、その枠を篠田ゆう・蓮実クレアという二人の技量が満たしきっている点にある。設定は器にすぎず、注ぎ込む中身で価値が決まる――その原則を体現している。

二人であることの相乗

一人では出せない圧が、二人の掛け合いから生まれる。フェラと股コキの分業、攻守の交代。複数女優物の醍醐味が、過不足なく設計されている。

惜しまれる一点

惜しまれるのは、設定の強さに寄りかかる瞬間があることだ。「女優は良いのだが」という声が示すとおり、シチュ頼みになると一流女優の細部が埋もれる。設定はあくまで装置、主役は女優――その比重をもう少し女優側へ振れた余地はある。

総評

一流女優二人を、設定で殺さず活かしきった一本。シチュエーション物の良作として記録に値する。

女優
篠田ゆう/蓮実クレア
メーカー
痴女ヘブン
レーベル
痴女ヘブン
シリーズ
出張先のビジネスホテルで女上司2人とまさかの相部屋
監督
真咲南朋
品番
CJOD-205
発売日
2019-09-21
収録
149分
評価
★★★★★ (平均4.35 / レビュー567件)
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